Monday, November 19, 2012

ブラックアイBGMに関して

どうも最近忙しくて中々ブログを更新できずすみません。

先週のブラックアイ祭りとFRBのことはまた後ほど書きたいと思っています。

さて今日の本題はブラックアイ配信で流してるBGMのことです。

実はあのBGMチョイス、主にヒップホップには歴史と意味があります。
自分は音楽なんでも好きで、ジャズ、ロック、メタル、R&B、ポップ、k-ポップ、レゲー、ハウス、エレクト、アニソン、クラシック、演歌、他全部好きです。しかしブラックアイでは全部ヒップホップです。

ちょっとさかのぼりますが昔は格ゲー全体的に日本プレイヤーが強かった。
アメリカのトッププレイヤーもアジア系がほとんど、少し白人かラテン系もいた感じだった。

しかしマブカプ2は違った。ジャスティン以外のトッププレイヤーは黒人が多かった。
全体的になぜか他の格ゲーより黒人層がマブカプに取り付いた。
それからよく冗談で「黒人だったらマブカプだろ」ていう口癖もできるぐらいだった。

だから自然的にマブカプと黒人のカルチャー(ヒップホップ)が混じる印象になった。
なのでアメリカ勢がマブカプを見ながらヒップホップを聞くのは全然おかしくないし、どちらかというと合っていると思う。

だからあえてブラックアイ配信ではアルカプをやるときにはヒップホップ系を流します。アメリカ勢の為に。

それが一つの理由。

二つ目の理由はもっと個人的で皮肉な理由です。

実は僕はあんまり最近の音楽は聞きません。全体的に音楽のレベルが昔より下がっている感じがするからです。
完全放置とは言いませんが頑張ってフォローしようとは思いません。

何よりもヒップホップ(ラップ)系に関して非常にがっかり。

ラップの原点は近所(ストリート)で体験してることをみんなに伝える物でした。苦しむこと、楽しむことをスマートな言葉で伝えるのが魅力でした。

しかし段々ラップの人気が上がり誰もが聞くようなレベルまで上がりました。

その時業界が変わったのです。メッセージを送ったり、何かをスマートに言ったりするよりも「売れる」を意識しはじめした。
それにはパーティーやクラブで流しやすい、乗りのいい大した歌詞のない曲を作るようになりました。

心がない曲でもいいやつはいいですけどすぐに忘れてしまう、心のある曲は何回聴いても飽きないし絶対に忘れない。

今はそういう心のない曲が多く流行ってる感じがするのです。

だから僕より若い世代、それともヒップホップに前は興味がなかった、そしてまだ80年代90年代にインターネットが発展してなくアメリカの情報をあんまり取り入れられなかった日本勢に向けて、いいラップ・ヒップホップとはこういうものだよ!と紹介しているつもりなのです。

もちろんいい悪いは個人の意見の物ですが、まっそこは僕の配信なので俺が正しいということにさせて頂いてます(笑)。

現在曲リストに651曲入ってますが、まだまだ足して行きますので聞き飽きないように頑張っていきたいと思います。